屋根豆知識 knowledge
屋根材の歴史 シングル
屋根材で、シングルと言うと、あまり馴染みがないかもしれません。材質は、アスファルトシングルと呼ばれ、日本よりもアメリカで使用されることが多い屋根材です。
一戸建てと言うよりも、マンションなどに使用されることもあります。特徴としては、シート形状になっていることです、シート形状になっているということは、折り曲げることも可能で、形を自由自在に出来るということです。屋根材といて用いることもありますが、犬小屋などを作る際などに利用することも多い素材です。
メリットとしては、軽いことです、重い屋根材ですと住宅に負担がかかってしまいますが、シングルですと軽い素材で出来ているので、その負担が最小限に抑えることが出来ます。なので、耐震性には優れています。また、カバー工法と呼ばれる方法で、リフォームが可能なのことです。アスファルトシングルを重ねて張ることも可能ですし、違う種類の屋根材、コロニアルの上に重ねて張ることも可能になります。なので、耐久性も強くなります。
デメリットとしては、施工不良ですと剥がれやすいことです、風に弱いことが弱点です。またアメリカの住宅の屋根材に多く使われているので、日本だと施工業者が少ないのです。ですから、メンテナンスをしっかりと行ってくれる業者も少ないと言うことになります。また、耐火性が低いこともあります。
価格は、こちらも平方メートルで4000円くらいから7000円くらいで購入できます。
耐久性は、30年くらいです。その間に、塗装などをして、修繕しながら使用するのがいいでしょう。
メンテナンス方法は、全て撤去して張り替えを行うものと、塗装を行うもの、カバー工法などがあります。劣化が激しいと、全部と張り替える必要がありますが、そうなる前に塗装を行っていれば、張り替えする必要が減少します。張り替えは、一度シングルの屋根材をはがして、新しいものに張り替えるのですから、費用も一番高くなってきてしまいます。