屋根豆知識 knowledge
屋根の歴史 瓦
瓦は、日本では飛鳥時代からあったとされています。現在、瓦と言うと、屋根を指すことが多いです。瓦とは、本来粘土瓦のことを指します、粘土製の小型板のことを称して瓦と呼びます。瓦と言っても、日本だけでも多くの種類が存在するのです。
瓦の特徴としては、耐火性がある、防音性がある、寒さや暑さを防いでくれる効果がある、メンテナンスが不要なくらい強度が高いなどです。
まず、寒さや暑さなどを防いでくれるというのが、瓦の最大のメリットです。日本は、夏は暑く、冬は寒くなります、それを調節してくれる機能があるのです、家の中に、熱をあまり通さないので、屋根から暑さが家の中に入ることがないので、生活がしやすいのです。また、防音性も高いので、梅雨の時期がある日本には合っています。雨の音などが気になって生活出来ないと言うことがないのです。また、瓦は一枚から交換できるのもメリットです、他の屋根素材ですと、屋根の一部が損傷してしまうと、大部分の修理が必要になりますが、瓦は1枚からでも修理が可能なのです。
デメリットと言えば、メンテナンスはほぼ不要でメリットとも言えますが、大地震などでは、落下してしまう可能性が高いのです。東日本大震災では、多くの瓦を使用した屋根が落ちてしまいました。
価格は、瓦の色や種類、生産地によって違ってきます。安い瓦ですと、一枚400円弱くらいで購入が可能です。また、瓦のイメージですと、空手家などが素手で勢いよく割る、あの瓦ですが、端などに置かれる瓦などは、6000円くらいから販売されています。先ほど述べたように、瓦は1枚から修理が可能ですから、1枚でも購入出来ますが、ほとんどの場合、平方メートルの単位で販売されています。安いのですと、7000円くらいから、高いものですと、50000円くらいのものまであります。
メンテナンス方法は、瓦は耐久性が強いのがメリットなので、ほとんどメンテナンスをしなくても大丈夫です。
ただ、安全のために定期的に検査するのが大事になってきます。